FTR223のプラグ被り疑惑
前回、FTR223がバッテリー切れでエンジンが点かなくなってしまい、その対処としてバッテリー交換を行いました。
※FTR223のバッテリー交換方法に関する記事は下記をご覧ください。
バッテリー交換により、バッテリー切れの不具合は解消できたのですが、セルを回してもなかなかエンジンが点きません。
プラグ被りの可能性がある為、今回はプラグ被りの対処法を記事にまとめます。
そもそもプラグ被りとは!?
そもそもプラグ被りとはどういった状態かというと、(スパーク)プラグがガソリンを被って濡れてしまい、プラグが火花を散らすことができない状態をいいます。
上記の状態になってしまうと、セルモーターは回るものの、エンジンが掛からない、いわゆる始動不良となります。
プラグ被りの対処法としては下記の2つがあります。
1.プラグを清掃する
2.プラグを新品に買い替える
今回はとりあえず1番の「プラグを清掃する」をやってみます。それでもダメなら2番の「プラグを新品に買い替える」を選びます。
プラグ自体はそこまで高価なものでもないですので、最初から2番の「プラグを新品に買い替える」でもいいかもしれませんが(^^;
FTR223のプラグの清掃方法
プラグキャップを外す
まずはプラグキャップを外します。
プラグキャップはFTR223の右側、エンジンの上部にあります。
プラグキャップを持って上方向に引っ張れば簡単に抜けます。
プラグキャップを外した状態で見えている白い部品がプラグです。
プラグレンチで緩める
続いてプラグレンチを使ってプラグを緩めます。
ある程度緩めるだけでokです。
プラグを手で回して外す
プラグレンチでプラグを緩めたら、あとは手で回して外します。
プラグレンチである程度まで緩んでいれば、あとは手でクルクル回すだけで外せます。
プラグを外す
外したプラグがこちらです。
黒く汚れてしまっています。
金属(真鍮)ブラシでプラグの汚れを落とす
プラグ清掃の方法はいろいろあると思いますが、私は金属(真鍮)ブラシで汚れを落とします。
こちらのような金属(真鍮)ブラシでプラグの汚れてしまった部分をキレイにします。
ブラシを使いますが、プラグを磨くというよりも、汚れをサッと落としてあげるというイメージです。
こちら汚れを落としたプラグです。
黒くなっていた汚れを落とすことができました。
プラグを戻して、プラグカバーを付ける
あとはさっきと逆の手順で元に戻していきます。
まずはプラグを手で回して取り付けます。
このとき、プラグが斜めに入らないように気を付けてください。
プラグが破損してしまったり、エンジンに支障を来たしてしまうこともあります。
プラグをまっすぐ取り付けることができたら、プラグレンチでしっかりと締めます。
その後プラグカバーを取り付ければ、作業完了です。
プラグ清掃を行った結果
プラグ清掃を行った結果、無事エンジンを点けることができました。
心なしか以前より快調になった気がします。
今後はエンジンだけでも定期的につけるようにし、プラグ被りなどの不具合発生を起こさないようにしたいと思います。
まとめ
プラグ被りはセルフメンテナンスでも改善することができます。
プラグ清掃を行う際は、金属(真鍮)ブラシでプラグを磨くのではなく、汚れを落とすイメージで優しくキレイにしてあげてください。
プラグ被りでお困りの方、セルフメンテナンスでプラグ被りを改善させたい方の参考になればと思います。
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