5年近く前に購入した長座布団を初めて洗濯しました。しかも自宅で洗濯してみました。
本来であればクリーニングに出すのが妥当なのかもしれませんが、自宅での洗濯にチャレンジしてみました。
洗濯方法、その後の乾燥方法などをまとめましたので、自宅洗濯にチャレンジしてみたいという方は参考にして頂ければと思います。
座布団の自宅洗濯は可能か!?
5年近く前に購入した長座布団、一度も洗ったことがなかったのですが、先日ついにカルピスをこぼしてしまいました。
これまで座布団カバーは定期的に洗濯していたのですが、さすがにカルピスが染み込んでしまった座布団は匂いも汚れも残したくないので、洗濯することを決意しました。
カバーを外してみると所々にシミや汚れがあり、しわなどついていました。
シミは茶色く残っており、いつ付いたものなのかわかりません。
座布団の自宅洗濯可否について色々調べました。
製品表示を確認し、側素材と中わた素材で判断できるそうです。
洗濯可能 | 洗濯不可能 | |
側素材 | 綿とポリエステルの混合 | シルク etc. |
中わた | ポリエステル 100% | 絹、綿 etc. |
そして私の長座布団の製品表を確認すると、、、
中わたに綿が含まれているので、洗濯不可となります。
それでも「5年も使った座布団だし一度も洗ってないのは、、、 最悪洗濯して中わたが寄ってしまったら買い直そう」と思い、洗濯を決意しました。
また私の座布団にはありませんでしたが、洗濯表示に「洗濯機」、「手洗い」などの標記があれば選択可能です。
座布団の自宅洗濯の方法
座布団を自宅で洗濯する方法としては、洗濯機を使う方法と手押し洗いの二種類があります。
私は今回、座布団の中わたに綿が含まれている為、手押し洗いを行うことにしました。
ただし先に言っておくと、途中の工程から洗濯機も使っています(^^;
自宅洗濯に必要なもの
・おしゃれ着用洗剤
・(洗濯機を使う際には)洗濯用ネット
洗濯準備(よごれ取り)
まずは洗濯準備として、座布団のよごれを取ります。
ゴミやほこりなどの汚れをあらかじめ取っておきます。
私は外で座布団を数回パンパンしました。
洗濯準備(洗濯液準備)
浴槽に座布団が浸かる程のお湯を溜めます。
私は40℃のお湯で15cmくらいまで溜めました。
続いて洗剤を入れます。
私はおしゃれ着洗剤をキャップ2杯入れました。
お湯と洗剤をよくかき混ぜます。
私は泡立つくらいまでかき混ぜました。
手押し洗濯
洗濯液が準備ができたら、早速浴槽に座布団を入れ、手押し洗いを開始します。
押し洗いする度に、座布団に洗濯液が浸透します。
両手で押し洗いをしながら、時々上下の面を入れ替えます。
中わたが偏らないよう、できるだけ均一に押し洗いするのはポイントです。
5分~10分くらい続けた結果が下記の画像です。
洗濯液もだいぶ茶色くなってしまいました。
洗濯が完了したら、浴槽の栓を抜き、すすぎ作業に移行します。
すすぎと脱水
茶色くなってしまった洗濯永が流れた、続いてはすすぎ
すすぎは洗濯した座布団に水を掛けながら、座布団内に残ってしまった洗濯液を外に出します。
シャワーを掛けながら、先ほどの手押し洗いと同じ方法で、上下両面をすすぎます。
何回かすすぎを行っても、まだ、少し茶色に水が出てきます。
何回すすぎしても茶色い水が出てくる、すすぎする度に座布団が重くなる、すすぎの水を完全に脱水する事ができないということで、ここからは文明の利器『洗濯機』を使うことにしました。
座布団を洗濯ネットに入れて、洗濯機のスイッチをオンします。
今回はすすぎ1回と脱水3分にしました。
乾燥
洗濯を終えた座布団は天日干しで乾燥させます。
偏りを作らないよう、平らな状態にして干します。
私は35℃を超える猛暑日2日間の10時~16時くらいの日に当たる時間に干していました。
中わたを完全に乾ききらせます。生乾きだとカビや雑菌が繁殖してしまいます。
完全に乾いたら、座布団の洗濯は完了です。
座布団の自宅洗濯の結果
今回の自宅洗濯で、購入から洗濯することのなかった座布団の洗濯ができました。
洗濯→天日干しとしたので、汚れも匂いもキレイになり、ふかふかの座布団になりました。
シミについては、落とすことはできませんでしたが、だいぶ薄まりました。
ただし、洗濯したことにより、座布団内の中わたの偏りが若干発生してしまいました。
乾かしている間に形を整えることが必要だったようです。
私は気にせずカバーを掛けて使っています。正直、言われなければわからないレベルだと思います。
もし私の記事を読んで、自宅洗濯にチャレンジする方は、乾かす間に中わたの形を整えることを忘れないでください。
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