国際物流総合展2023とは!?
国際物流総合展という展示会をみなさんはご存知でしょうか?
毎年9月頃に東京ビッグサイトなどの大型展示場にて行われる物流に特化した総合展示会です。
現在は「国際物流総合展」と「国際物流総合展 INNOVATION EXPO」が合同で行われ、情報交換や人的交流の場となっています。
今年は下記のような会期、会場、概要で開催されました。
- 会期:2023年9月13日(水)ー9月15日(金) 10:00ー17:00
- 会場:東京ビッグサイト(東京国際展示場)西1ー4ホール
- 展示規模:401社/1,230ブース
- 入場料:3,000円
※入場料は招待状or事前登録書を持参すれば無料となります。
国際物流総合展2023の展示内容
国際物流総合展2023の入場
私は9月14日(木)に展示会に行きました。
上述しましたが、事前登録をすれば入場料が無料になる為、私は国際物流総合展のホームページで事前登録を済ませて、事前登録書を印刷、持参しました。
事前登録をしていると、会場で受付を行う必要もなく、入場口近くに置かれているバッジホルダーをもらって、持参した事前登録書を折ってバッジホルダーに入れるだけで、入場できます。
事前登録書にはQRコードがついており、会場内のフロアを行き来するのに必要となります。
また入場口には展示会場案内図も置かれていますので、もらっておくと便利です。
国際物流総合展2023の展示内容
今回の国際物流総合展は、これまでの展示企業の製品、サービスの種類別ではなく、来場者の課題解決別のゾーン分けとなっていました。今回は下記の5ゾーン分けとなっていました。
- 輸配送効率化ゾーン
- 保管業務効率化ゾーン
- ロジスティクス最適化ゾーン
- その他・物流業務支援ゾーン
- スタートアップ特別展示
課題解決別ゾーン分けとなったことにより、解決したい課題が1つであれば、1つのエリアで集中的に情報収集ができるようになりました。
これまでは解決したい課題に対して、出展者が提供している製品、サービスの種類が異なる場合、最悪ホールを移動する必要があったりしていました。
私は今回、輸送効率化ゾーンとロジスティクス最適化ゾーンを中心に情報収集を実施しました。ですので、西1ホールと西2ホールを重点的に回りました。
展示会のホームページ上には会場案内図があります。見に行きたい展示企業や製品、サービスは事前に確認しておくことをお勧めします。
また今回は、出展者セッションセミナーも行われました。
聴講無料で当日受付先着順(各セッション定員70名)となります。
私も2コマ聴講しました。聴講内容を聞いて、さらに詳しい話を聞きたければ、その後企業の展示を訪れることができます。
私は受講した2社とも、その後、企業の展示スペースに行き、詳しいお話を聞くことができました。「先程のセッションセミナーで興味を持ったので来ました。〇〇の内容について、詳しくお話聞かせて頂きたいです。」などと話して、色々お話を聞くことができました。
国際物流総合展の感想
今回の国際物流総合展についてですが、やはりDXやSDGsについての、製品、サービスの展示が多かったと思います。
例えばAIやMLを活用した荷物の到着予測の算出や、複数の情報を一元化したプラットフォームでの情報管理、プラスチックではなく紙などでできた物流資材への代替など、時代・業界の最先端についての情報収集をすることができました。
出展企業によっては、展示会に参加しているメンバーに、製品・サービスの開発関係者がいなかった為、詳しい話を聞くことができないなどの問題もありましたが、概ね話を聞きたいと考えていた出展企業から話を聞くことができました。
次回2024年の国際物流総合展について、すでに開催が決定しているようです。
- 会期:2024年9月10日(火)ー9月13日(金)
- 会場:東京ビッグサイト(東京国際展示場)東1ー8ホール
今回よりも1日長い期間、場所も倍の8ホールということで、今回以上に盛況となりそうです。
私も機会が合えば、2024年国際物流総合展に参加したいと思います。
※国際物流展と並行して、オンラインで開催されている『バーチャル物流展』についても参加しました。興味がある方は下記記事をご覧ください。
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