素人が挑戦!バイク(FTR223)のチッピング塗装
バイク(FTR223)購入時の話ですが、バイクのチッピング塗装について、塗装素人の私が挑戦しましたので、下準備から塗装方法までを紹介させて頂きます。
塗装と言っても、塗料を溶かして、専用機材で、長い時間を掛けてというわけではなく、買ってきたスプレーで行っただけですが(^^;
スプレー塗装はプラモデル(ゾイド)でしかやったことありませんが、満足行く出来栄えとなりました。
そもそもチッピング塗装とは?
そもそもチッピング塗装なるものをみなさんご存知でしょうか。
チッピング塗装とは、ボディーカラーに光沢が出ないよう、マットに仕上げる塗装方法のことです。
チッピング塗装は元々は、車の走行中についたキズなど、塗膜の欠けた部分の錆を防ぐために使用される塗装です。
他にも、厚い塗膜で車体の下回りのガード目的として、塗装されます。
マット仕上げのゴツゴツ・ザラザラ感が無骨な感じを出してくれるのを期待して、今回挑戦することにしました。
私はアストロプロダクツさんのチッピングスプレーを使用しました。
スプレー量も一定で、出来上がりが理想通りのゴツゴツ感になるので、おすすめです。
バイク(FTR223)のチッピング塗装やり方紹介
フロントフェンダーのチッピング塗装やり方
私のバイクは購入時点でフロントフェンダーレス状態でした。
なので、ヤフオクでフェンダーを購入し、塗装を行い、バイク屋に頼んで、納車前に取付をお願いしました。
バイク屋の方にも、フェンダー取付を依頼したいことは、購入前から伝えていたので、快諾頂きました。
早速、ヤフオクで購入したフェンダーがこちらです。
小傷等ある状態で1,500円程度でした。
まずは塗装パーツの洗浄、脱脂です。私は食器用洗剤のJOYでザブザブ洗いました。
次に紙やすりで全体を研磨しました。
研磨後、再度JOYでザブザブ洗い、水気が切れるまで乾かしました。
次はついに塗装です。
いらない段ボールを敷いて、30cmくらい離れたところから均一になるようスプレーしました。
二度塗り前提でしたので、上から、横から、一度目は万遍なくスプレーしました。
一度塗りでも、ゴツゴツ感が出て、かなりカッコよくなりました。
そして、一時間くらい乾かしてから、二度塗りをしました。
二度目は塗り漏れがないよう、ダマなどができていないか確認しながらでした。
スプレーは一度目と同様に30cmくらい離してスプレーしました。
二度塗り完了後、乾かしたものがこちらです。
いい感じにゴツゴツしてますねー
装着してもらったのがこちらです。
このゴツゴツ感をたまらなくおしゃれに感じます。
私的にフェンダーレスよりも、フェンダーありが好きなので、かなり気に入っています。
リアフェンダーのチッピング塗装やり方
リアフェンダーの塗装のやり方です。
まずはシートを外します。本来はこの後リアフェンダーを外したかったのですが、それにはテールランプとリアウインカーも外さないといけないようなので、配線に自信のない私は断念しました。
バイクにリアフェンダーを取り付けたまま、紙やすり掛けとJOY洗浄を実施し、新聞紙、テープ、洗濯バサミを使って、養生し、この状態のままスプレーしました。
リアフェンダーもフロントフェンダーと同様に一時間間隔で二度塗りしました。
二度塗り完了したリアフェンダーはこちらです。
フロントフェンダー同様に良い感じのゴツゴツ感が出ていますねー
タンデムバーとリアキャリアのチッピング塗装やり方
タンデムバーとリアキャリアの塗装のやり方です。
タンデムバーとリアキャリアについても、ヤフオクで4,000円程度で購入しました。
やり方はこれまでと同じで、まずは紙やすり掛けとJOY洗浄です。
洗浄後よく乾かせたら、塗装です。
こちらもやり方はこれまでと同様に、二度塗りを行います。
30cmくらい離れたところから満遍なくスプレーします。
タンデムバーとリアキャリアは、フロントフェンダー、リアフェンダーと違い、形状が複雑なので、塗り残し箇所がないかよく見ながら塗装しました。
今回は下敷きになる段ボールがなかったので、ボロになっていたビニールシートを使いましたが、ビニールシートは絶対にお勧めしません。
隅に重りを置いていても、風でシートがめくれたりします。
またスプレーでビニールシートがくっついてしまい、パーツ側にビニールシートがやぶれてくっついてしまうという事象が発生しました。
色々と苦労して塗装したタンデムバーとリアキャリアを取り付けたものがこちらです。
フロントフェンダー、リアフェンダー同様にとてもきれいな仕上がりで気に入っています。
バイク(FTR223)のチッピング塗装まとめ
今回、塗装素人である私が、フロントフェンダーとリアフェンダー、タンデムバー、リアキャリアのチッピング塗装にスプレーで挑戦したわけですが、どれも満足のいく出来でした。
経験者の方からしたら、やり方、仕上がりに改善点が見られるかもしれませんが、やはり自分で塗装すると愛着も沸きます。
チッピング塗装を知っている方には、バイクでやるの珍しいですねーと言われ、チッピング塗装を知らない方からはカッコイイですねーと言ってもらっています。
自分で塗装したパーツを褒めてもらうと、やはり嬉しいです。
チッピング塗装に興味がある方は、ぜひ挑戦して頂ければと思います。
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